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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2009

石川遼がドライビング・ディスタンス賞獲得に「この賞は宝物です!」

優勝争いには加われなかったが、今週は得意の飛距離で魅了した。大洗の10番と17番の2ホールで計測したドライビングディスタンスで、4日間平均296.25ヤードを記録して、三菱重工提供のドライビングディスタンス賞100万円を手に入れて、「この賞は宝物です!」と、大喜び。

「この賞を汚さないように、これからももっと飛ばして弾みにしたい」とますます、飛ばしへのこだわりを深めた。

また、もちろんプレーでも魅せた。
初日の3番で林の中にわずかに空いた隙間を抜いてイーグルを奪ったほか、この日最終日は8番であわやホールインワンのスーパーショット。4アイアンで打ったティショットを、ピンそば30センチにつけて、大ギャラリーを沸かせた。

13番や1番では林の中から、バーディを奪うしぶとさをみせた。

「今シーズンの日本ツアーで1,2位を争う難しいコースで4日間やれたことは大きい」と石川。
「これからは片山さんのように、もっと頭を使ったゴルフが出来るように…」と今後の課題を挙げたあと、「ただ、今まであまり頭を使っていない僕にしては、今週はよく使ったほうだと思います」と笑いながら、通算6オーバーの30位タイという結果にまずは及第点を出していた。

次週は5年シードがかかる「UBS日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズ」だ。
昨年、予選落ちを喫したメジャー戦にリベンジを挑む。
「今日のようなゴルフが出来れば予選通過は出来るはず。2週連続で難しいコースでプレーできるので、来週もぜひ4日間プレーして、自分をもっと伸ばしたい」と意気込んだ。

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