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日本プロゴルフ選手権 2009
初日は中止
その後の回復の見込みはなく、午後から雷雨の予報も出ていたため、10時20分に中止が決定した。
第1ラウンドは、45人がすでにスタートしていたが、いったんすべてキャンセル。
12日(金)に改めて、第1ラウンドを行う。
さらに予選2日目にあたる第2ラウンドは13日(土)に順延し、決勝ラウンドは最終日の14日(日)に36ホールを回り、順位を決定する予定だ。
初日からいきなりの波乱で、スケジュールの再調整を余儀なくされているのが、次週の全米オープンに出場する選手たちだ。
権利のある中で、今週もエントリーしている選手に矢野東とデービッド・スメイル、横尾要と甲斐慎太郎がいる。
このうち唯一、この日午前スタート組だった甲斐も、頭を悩ませている。
というのも渡米予定の15日(月)は、11時台の成田→ニューヨークのチケットをすでに押さえているのだが、まさか乗れないはずはないと思い、変更の効かない日時指定便を取ってしまった。
しかしもしこのまま悪天候が続き、15日(月)の予備日を使用せざるをえない状況など、今大会の予定がさらにずれ込めば、予定を変更せざるをえない。
この国内メジャーの途中棄権は絶対に避けたいと、この日初日の中止が決まってすぐにスタッフに連絡し、変更が効くチケットに変えられるかどうか確認してもらうようお願いしている最中だ。
「今週、予選通過が出来るかどうかも分からない状況でいろいろ考えるのは、自分としても不安ですが、とにかく今は、目の前にある試合に集中して頑張ります」。
翌日、改めてスタートする第1ラウンドに備え、ツアーに帯同するフィットネスカー「プレジャー」で、エアロバイクをこいで汗を流していた。