Tournament article

望月東急JGTOチャレンジ II 2009

後半の追い上げも実らず…岸本翔太

イーグルを狙った18番でのアプローチ
岸本翔太は、前半同じ組で回る高山準平のプレーに押されていた。岸本も3アンダー 33と決して悪い内容ではないが、相手が「30」で回ってきては仕方がない。まして目の前でそのプレーを見ていたら、「もう優勝は無理だと」思っても不思議はない。

それでも「悪くない感じだった」ので、「自分のプレー」に徹した岸本に後半チャンスがやってくる。途中まで破竹の勢いだった高山が16番でボギーをたたき、このホールと次の17番でもバーディを獲った岸本が高山に2打差と迫ったのだ。

18番はパー5だけにまだわからない。岸本は最後のチャンスにかけた。ピンまで285ヤードの第2打を3番ウッドで打って、2オンを狙った。が、ボールはグリーン左のラフに。イーグルを狙ったアプローチはカップまで届かず、結局、差を詰めることはできなかった。

それでも今シーズンは先週までのチャレンジトーナメント3試合で予選通過は1試合と、調子が上がってきていなかったが、ここに来てようやく光明が見えてきた。「この流れでやって行きたい」と今後のチャレンジに目標を見据えていた。
  • 1番ホールのティショット

関連記事