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つるやオープン 1999
2位タイの鈴木亨
前大会のデサントクラシックでも、同じ位置にいた。
初日、67の2位タイ。
だが、2日目に78を叩き、まさかの予選落ち。
「このダメージは大きかった。くさりかけていた」(鈴木)
好スコアを出した次の日は、「きょうも昨日くらいいいスコアを出して優勝と、自分で自分にプレッシャーをかけ、その意気込みが空回りしていた」と振りかえる。
それと、「これまでコンスタントに成績を残せていたという、驕りもあったと思う」。
実は、開幕2戦目の静岡オープンでも、初日6位と好位置でスタートしていながら2日目に叩いて、予選落ちだった。
チャンスの到来に乗りきれない精神面の弱さに「こんなことやってちゃだめだ」と悩む、鈴木の何よりのクスリをなったのは、知人のこんな助言だった。
「自信を持つことはいい、だけどプライドは捨てなさい」この言葉で発奮し、再び、今大会でも初日に好スタートを切れることができたいう。
「一皮むけた、自分を作りあげたい」と鈴木。
3度目の正直で、明日2日目を切りぬけたいところだ。