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ダンロップフェニックストーナメント 2009

地元・宮崎県出身の甲斐慎太郎が2位タイ

昨年は悲願のツアー初優勝をあげて、地元開催の今大会に凱旋出場。しかし、予選2日間は片山晋呉とアー二−・エルスとの同組に、すっかり舞い上がってしまった。
どうにか決勝に進んだものの、結局63位と不本意な結果に終わった。

地元ファンからたくさんの声援を受けて、「気負ってしまったのもあると思う」。
だが2年目の今年は「それを力に変えられる」。
特に、この日初日はティショットでほとんどフェアウェーを外さなかったことで、「とてもスコアメイクがしやすかった」と、3アンダーは2位タイの好発進で、この1年間の成長のあとを示してみせた。

結婚を機に、両親と離れて暮らす今は、妻の智香さんと長男・琉斗ちゃんを伴ってやってきた今大会が、久しぶりの“里帰り”でもある。
延岡市の実家は車で2時間もかかり、通うのは無理だがその代わりに両親が、毎日応援に駆け付ける。
「家族の前で、良いプレーを見せたい。残り3日間も今日みたいなゴルフで優勝出来たら最高です」と、気合いが入った。

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