尾崎将司はこの日のプロアマ戦が、開幕戦の東建カップ以来、約1ヶ月ぶりのラウドとなったが、手ごたえ十分。

　「休みの間は、スィングの細かいチェック・・・“打ち込み”までは行かないんだけど、考えながら“打って”たって感じ。この1ヶ月、ラウンドはまったくせず、だ。だから、俺は東建以来、今日が初ラウンドなんだ。
　春先は、（寒さで体がまわりにくく）どうしても球がつかまりにくいから、ちょっと手をかぶせ目のフックグリップに変えたりして打っていたけど、これだけ天候が良くなってきたら、本来のスウィングができてくる。それなりのスウィングができてくるんだな。
　東建あたりでは、やっぱり、自分でまわっていて嫌なショットがいっぱいあったから。休みの間に、いろいろ調整した。本来のスタイルに戻しながら、細かい部分をやったという感じだ。
　やっぱり、球筋っていうのはスウィングアークで作っていくのが本当だけど、やっぱり、まだ体がまわらないうちは、グリップなんかでごまかしながらスウィングせざるをなくなってくるんだ。でも、このくらい暖かくなってきたら、・・・体もキレてくるし、そうだな・・・期待満々ってところかな」

• 尾崎 将司