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東建ホームメイトカップ 2009

歴代チャンピオンが優勝争い

首位の高山忠洋は2005年、4位の上田諭尉は2007年大会。歴代チャンピオンが、優勝争いに顔をそろえた。
上田はこの日、545ヤードの4番パー5でイーグル。260ヤードの第2打を、スプーンで18メートルに乗せて、強烈なフックラインをねじ込んだ。
これに勢いづいて「頑張れた」。

同組の高山にしぶとく食らいつき、1打差の通算6アンダーで大会を折り返す。

今週初めに背中とお腹に痛みを覚え、医者に駆け込んだが「異常なし」。
途端に痛みは去って、「病は気から」とガハハと笑う。

さらにさかのぼって、2週前には螺旋階段でふざけていて落下。
約2メートルの高さから、肩を強打したがこれまた異常なしと分かるや翌日には練習を再開した。

開幕直前のハプニング続きも、悪い膿は先にすべて出し切ったということか。
上田はあのときバッグを担いでくれた弟・崇宏さんさんを今年もキャディに起用して参戦。
当時の再現で、大会2勝目をもくろむ。

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