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麻倉JGTOチャレンジⅢ 2009

初日首位の波当根弓彦は、1打足りず…

プレーオフに1打足りず、惜敗の波当根弓彦
通算7アンダーで迎えた最終18番ホール。すでに貴田和宏と白佳和の2人が8アンダーでホールアウトしていた。残り196ヤード、波当根弓彦は5番アイアンで迷うことなく2オンを狙った。

が、「力が入って、ひっかけてしまい」、ボールはグリーン左の深いバンカーへ入ってしまった。一つ前の組で回っていた呂偉智は、8アンダーで首位に並んでいたにもかかわらず、同じバンカーに入れ、脱出に3打も要してボギーを叩き、優勝争いから脱落していた。

ボールはふちに近いところにあり、ひとつ間違えれば呂と同じ運命をたどるような状況だった。しかし、波当根はここから見事なバンカーショットを見せ、ピン奥5メートルにつけ、望みをつないだ。慎重にラインを読んだバーディパットだったが、ボールは無情にもカップの手前で切れていった。

「今日は5番ホールでロストボールもあり、後半は何とか耐えていこう」と粘りのゴルフを見せた。残念ながらプレーオフに1打足りず、加われなかった。初日のリードを守りきれなかったが、最後まで優勝争いの中に踏みとどまることは出来た。それが収穫だろう。

チャレンジは残り3試合。戦いはまだ続く。

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