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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2008

プラヤド・マークセンが再浮上

2日目に11位タイに沈んだマークセンだったが「風がなければ、また初日のようなスコアを出しますよ」との言葉どおり、冬晴れのこの日、みごとに息を吹き返した。

ボギーなしの63で回って、首位タイ浮上。

前日は荒れ狂う強風に、コントロールが出来なかった。
精神面でも冷静さを欠いて、グリーン上に舞い落ちる木の葉に「いらつく」場面も。

しかし、あのままで終るわけにはいかなかった。
今週の世界ランクは53位。
もしここで勝てば、年末の50位に滑り込めるかもしれない。
2年連続のマスターズが見えてきた。

昨年は世界を股にかけた活躍が評価され、今年初めてかの地を踏んだが持病の腰痛のため、2日目に無念の棄権。

それだけに、「オーガスタでもう一度プレーしてみたい」との思いは人一倍だ。
「もの凄くグリーンが速くて、太刀打ちできなかったから…。ぜひリベンジしたい」。
この日本ツアー最終戦が、世界舞台への扉を開く。

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