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開幕迫る、ノーザントラスト・オープン
本番を翌日に控えた18日(水)、会場の米カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラカントリークラブで最終調整を済ませた石川は、「ここまでは順調です。いよいよ明日は待ち望んだ瞬間。今までゴルフをやっていて、ここまで楽しく思ったことはないくらいです」と、気合いと充実をみなぎらせた。
「ハロー、アメリカ」と口火を切った記者会見や「RYO」の唱和を呼びかけて笑わせたインタビューで、早くも米メディアの心をもつかんでしまった石川は「アメリカのギャラリーの方にも声をかけてもらったり、応援してくれているので、とても感謝している」といつもの謙虚さを見せる一方、「存分に楽しみたい」と、大舞台にも気負いはない。
17日(火)には、米ツアー3勝のクリス・ディマルコと、同1勝のJ・J・ヘンリーら、ビッグネームとの練習ラウンドも実現し、細かなアドバイスをもらうなど、コースの下見もばっちりだ。
大会には、このほか丸山茂樹と今田竜二が参戦する。
丸山は、2004年に2位に入るなど相性もよく、学生時代から慣れ親しんだ“ホームコース”で復活を狙う。