通算７アンダー、２位タイの鈴木亨が９８年札幌とうきゅうオープン以来のツアー５勝目を目指す

　１アンダー、２８位からスタート（イン）した鈴木亨は、５２９ヤードの１２番パー５。５番アイアンで３メートルに２オン成功。これを沈めイーグルとして波に乗り、その後５つのバーディを奪って一気に単独２位に駆け上がった。
　が、最終９番、左のラフにつかまり、セカンドもラフ。３打目、ラフからの３０ヤードのアプローチをうまく寄せたものの２メートルのパーパットが入らず、「ノーボギーでここまで来たのに」と残念がった。トータル７アンダーの２位につけたが、タイスコアが４人いるため、３日目は最終組のひとつ前の組になる。
　「最終組になりなたかったのに…。このところ３日目のスコアが悪かったんです。でも先週は優勝争いとは関係ないところで回ったら、３日目にいいスコアが出たので、３日目のせいではなくて、優勝争いへのタイトル意識とか、スコアへの意識を持ちすぎてダメになっていたパターンが多かったと分かりました。全英オープンの予選も終わってしまって、目標がなくなってしまったので、今週は気軽に回れると思います。前に勝ってから２年以上も経っていますから、そろそろと思ってるんですけど…」

• 鈴木 亨