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東建コーポレーションカップ 1999
東建カップ:チーフディレクターのコメント
智春クンは、現在、まだ研修生の身ですが、当機構が新しく打ち出した出場資格により、”デビュー”が実現したもの。まずは、主催者選考枠での出場ということになりますが、ここで好成績を収めることができれば、以後、一挙にプロツアーへの道が開けるしくみになっています。これまで、プロテストで幾度も涙をのんできた智春クンが、真の実力を、みなさんに向けて、披露できる大きなチャンス。この大会を踏み台にして、新時代のヒーローにまでのしあがっていけるのか、大いに注目していただきたいと思います。
このように、プロ・アマ・研修生問わず、真に実力あるものを、精一杯引き上げる努力を続けることが、将来の”タイガー・ウッズ”誕生を可能にするはずです。 コースメンテナスもまた、コーススタッフの方々にご尽力いただき、バツグンの仕上がりを見せています。みどころのひとつは、15番ロング(557ヤード)。ティーショット、第2打ときっちり距離を稼げれば、2オン可能なホール。終盤にきて、ここでがっちりイーグル、バーディで稼げなけい選手には、残り3ホールが非常に苦しい展開となるでしょう。
この大会は、ズバリ、ジャンボ軍団に有利なゲーム?!いえ・・ひいきで言っているのではありませんヨ。歴代優勝者を見てください。93年飯合肇、96年金子柱憲、97年尾崎将司。そして、昨年は、最終日に再び飯合が64をマークして、前日首位の尾崎将司を逆転して優勝しました。思うに、ここ、祁答院が、非常にロングヒッター向きのコースともいえるのでしょう。
というわけで、この大会、ジャンボ軍団が6戦4勝。ジャンボ軍団有利、の分析はあながち、見込み違いとは言いきれないこと、わかっていただけましたか?でも、もちろん、他選手もこの事実に甘んじているわけではありません。「打倒・ジャンボ軍団」に名乗りをあげるのは、いったい、どの選手なのか、期待も高まってきますよね。
なにはともあれ、今大会をかわきりに、よりギャラリーのみなさまをひきつけられる、エキサイティングな試合作りに尽力していくつもりですので、応援のほう、よろしくお願いいたします。