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静ヒルズトミーカップ 2009

昨年優勝の舞台できっかけをつかみたい内藤寛太郎!

パッティング練習に余念がない内藤寛太郎
2009チャレンジトーナメント第3戦「静ヒルズトミーカップ」は、18日(木)から3日間、茨城県常陸大宮市の静ヒルズカントリークラブ(7,044ヤード、パー70)にて開催される。賞金総額が1500万円、優勝賞金270万円をかけて、152名(内アマチュア4名)が技を競う。優勝者には「長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップ」の出場権が与えられる。

昨年の大会では、内藤寛太郎(ないとう・ひろたろう)が予選会を突破した勢いでチャレンジ初出場ながら見事に優勝を飾った。「15位以内に入れば、次の試合に出られる」ので、ベスト15を目標としていたが、最終日「前半で米山さんがスコアを落としていて、ノープレッシャーで」勝ってしまった。しかし、せっかくつかんだこのチャンスを活かして、昨年のチャレンジトーナメント賞金ランキング7位に入り、今年のツアー出場権を獲得した。

今年は「ツアーではチャレンジとコースのセッティングが全然違うので、てこずっている」とここまで6試合中予選通過がわずか1試合と苦戦している。それでも「雰囲気にも慣れてきたので」ここから巻き返して行きたいところだ。

ここは彼にとって昨年勝って「変わった」出発点でもある。このコースは「皆は広いというけれども、やはり要所要所にボールを置いていかないとスコアにならない」と気を引き締める。先週の日本プロゴルフ選手権では、東北福祉大の後輩である池田勇太が優勝した。
が、「気にしていないです。彼は別格ですから」とあせりはない。月曜日には胃腸炎に襲われるハプニングもあったが、「今はもう大丈夫です。でも病み上がりですから」あせらないでいくという。ゲンの良いこのコースで「いいきっかけになってくれれば良い」と自然体で挑む。

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