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サン・クロレラ クラシック 2003

『今年も少ないチャンスをモノにして』2001年チャンピオンの藤田寛之が6位タイ

予選ラウンドで師匠の芹澤信雄と弟子仲間の宮本勝昌とプレー。2人は2日でコースを去ったが 、残った藤田は2人からそれぞれヒントを盗んで、上位に浮上だ。

「今日の6アンダーは、自分でも予想していないスコア。しかもノーボギーでビックリですよ」。初日のラウンド後には芹澤からショットのアドバイスを受け、前日2日目には宮本のパッティングから得るものがあった。「ストロークで流しこむというより、パチっと打つタップ式のインパクトイメージ」。真似して打ってみると、ここ札幌ベイのグリーンにタッチが良く合って、「今日はチャンスを、全部、入れることができました」。

2001年大会のチャンピオン。強風の中、「少ないチャンスをきっちりモノにして」プレーオフでツアー2勝目をさらっていった。この最終日も、台風の襲来でかなりの強風が吹く予報だ。

「このコースは調子の良し悪しにかかわらず、スコアが出るイメージがある。あのときのように、みんなが四苦八苦している間にアプローチ、パットが入ってくれれば」。 藤田が大会2勝目を、にらんでいる。

※写真は大会初日のラウンドの模様。左から宮本、藤田、芹澤。「練習ラウンドと違って、師匠とのラウンドは少しやりづらかったです」と藤田。

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