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東建ホームメイトカップ 2017
連覇を狙う、金庚泰(キムキョンテ)
「ぜひ連覇を狙いたいと思います」。
自身2度目の賞金王として迎えた昨年のこの東建ホームメイトカップで、鬼の強さを見せつけたV11。
そこから6月までにあっという間に3勝を飾った。2年連続の賞金王かという勢いも、中盤からメジャー出場など海外遠征がたて続いて、日本は13試合しか、出られなかった。
終盤まで可能性は残したものの、池田、谷原の勢いにはさすがについていけなかった。
「でも今年は昨年よりたくさん試合に出られる」。
母国の韓国ツアーは昨年の12試合から、19試合に増えたというが、「ちょうど日本で試合のない時期だったり、うまくスケジュールが組めそう」と、今年はじっくり腰を落ち着け戦える。
このオフは、今季初戦の海外2戦からマレーシア、メキシコ、アメリカと世界舞台で実践を積んだ分、仕上がりも早かった。
「今から賞金王は考えないが、今年もまた早いうちに優勝したい」と、開幕ダッシュを見据える鬼。
先月26日に、一男一女のパパになったばかり。このたび待望の女児をもうけて、でれでれのパパ。「24ヶ月になる1人目も、しゃべり始めて可愛い」と今年も鬼の発奮材料には事欠かない。