記事

”ゴルフ伝道師” 高山忠洋が富士宮を訪問!①

ツアーメンバーの小学校訪問は、(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、毎年、子供たちにゴルフを始めるきっかけ作りを目的に、スナッグゴルフ用具一式を全国の小学校に寄贈している事から、ジャパンゴルフツアー選手会と連動して、寄贈先の小学校へ『ゴルフ伝道師』を派遣し、ゴルフの楽しさ、素晴らしさ、そして夢を持つ事の大切さを選手自らが子供たちへ伝える目的で行っている取り組みである。2009年から始まったこの『ゴルフ伝道師』の訪問も今年で3年目を迎える。
今年の『ゴルフ伝道師』第3弾は、今年のジャパンゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」で接戦を制し、ツアー通算4勝を上げた高山忠洋の登場だ。

抜けるような青空の下、富士山をきれいに眺める事ができる全校児童154名の富士宮市柚野小学校を訪れた高山。
今回スナッグゴルフの指導を受けるのは、5年生と6年生の41名だ。
子供たちの拍手とともに高山がグランドへ入場。
少し恥ずかしそうに、「今日はみんなとスナッグゴルフを楽しみながら、ゴルフの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです」と高山から挨拶があり、最初にスナッグゴルフセットの寄贈式が行われた。
実技実習前には高山が実際にスナッグゴルフセットでデモンストレーションを行い、ボールは青空の中へ吸い込まれるように遥か彼方へ。これには子供たちの大歓声と拍手が湧き起こった。

みんなでクラブの持ち方の説明を受け、実習が始まった。
実習内容はパット、アプローチ、ショットの3つ。
なかなか上手に打てない子供たち1人1人に高山はクラブの持ち方、スイングの仕方を指導し、笑顔で子供たちへ声を掛けて回った。
クラブを握るのも初めての子供たちはみるみると上達して高山を驚かせた。
「ナイスショット、上手になったね!」と高山から褒められて、ハイタッチ!
子供たちはみんなとても嬉しそうだった。
そして8チームに別れて試合が行われ、子供たちのテンションも最高潮に盛り上がり、高山が助っ人で入ったチームが見事優勝!
高山は満面の笑みで「みんな短時間で上手になったよ」と子供たちの上達を労い、1時間40分の実技実習はあっという間に終了した。

子供たちに実技実習の感想を聞いてみると、「初めてだったけど、優しく教えてもらって楽しかった」「上達できた事が嬉しかった」「思っていた以上に難しい事が分かった。また頑張って上手くなりたい」と大満足の様子。
「みんなの笑顔で逆に元気をもらいました。スナッグゴルフを楽しんで、ゴルフをもっと好きになって欲しいです」と高山は嬉しさいっぱいの笑顔で語った。

関連記事