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中日クラウンズ 2011

高山忠洋は3位タイにも「遼くんのほうが上」

今季開幕戦での2度目のV4を飾った高山が、念願のタイトル獲りに向け、好スタートを切りながら、拭いきれない不安を口にした。
「こんなゴルフで優勝争いしたら、どうなっちゃうのか」。
3アンダーは67の3位タイにも、楽観など出来ない。
「パットが良かったので助かったけど、ティショットはあいかわらず。今日はラッキーな感じでたまたま乗ってはいるけど、これがあまりに続くと最後には嫌われる」と、和合の罠を怖れる。

この日はスコアでは勝ったものの、同組で回ったディフェンディングチャンピオンへの憧憬も、募るばかりだ。
「僕にも石川選手ほどの、ショットの安定感があれば。内容的には石川選手のほうが、いいと思う」と2アンダーでスタートした19歳を褒めちぎった。
「僕はこれからまだまだしっかり調整して備えないと」と、危機感を募らせた。

和歌山県出身だが岐阜県の法仙坊ゴルフ倶楽部に所属。愛知県の犬山市に住まいを構える。今週は自宅から車で40分の自宅通勤。
和合で初のタイトル獲りを、期待する声は高い。
それに応えようとして、「自爆」した経験もあるだけに「まだ初日。周りに乗せられて崩れないよう気を引き締めて頑張る」と、ホールアウト後は速攻で練習場に向かった。

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