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桑原克典が11アンダー61をマーク、一気に単独首位に浮上! <ファイナルクォリファイングトーナメント第4ラウンド>
首位と6打差の15位タイからスタートした桑原克典がこの日、11バーディ、ノーボギーの11アンダー61をマークして、スコアを通算17アンダーと伸ばして、一気に首位に立った。
桑原は1,3,5番とバーディを奪い、さらに7番から3連続バーディと「前半いいバーディがきたので、パッティングの入るイメージができて」バーディを量産した。後半も13番から3連続バーディ、16番はパーで、17,18番とまた連続バーディとし、「61」をマークした。
2位の冨山聡に1打差をつけて、首位に浮上した桑原だが、「QTは雰囲気が違う。安心できない」と気を引き締める。「若い人は違うのかもしれないけれど、パターを打てない。チャンスはあるんだけど、入れたいと思うと入らない」とQT独特の雰囲気に困惑する。「かみ合う、かみ合わないは紙一重」とツアーで2勝を挙げているベテランだからこそ、言える言葉だろう。
でも「QTはいやだけれども、勉強になる。忘れていたものを思い出させてくれる」と初心に帰るようだ。これで予選の4日間が終わり、明日から決勝ラウンドを迎える。あと2日間となったが、「まだまだ」と桑原の視線は先を見据えている。
なお、72ホールを終了して、通算イーブンパーまでの86位タイ、105名の選手が決勝ラウンドに進出した。