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松村道央が高知県の小学校を訪問

松村道央の模範ショット
南国の空の下、香南市立赤岡小学校の校庭に歓声とも笑い声ともつかない「わぁー」という子どもたちの声が響いた。

昨年のカシオワールドオープンでのチャリティ活動の成果として、スナッグゴルフ4セットを開催会場のkochi黒潮カントリークラブに近い赤岡小学校のほか、香南市立吉川小学校、安芸市立土居小学校、安芸市立井ノ口小学校の4校にそれぞれ1セットずつ寄贈した。その寄贈式のあとのスナッグゴルフ講習会の1コマだ。

毎年、大会期間中に『トーナメントグリーン体験コーナー』や『出場選手のサイン入り大会オリジナルキャップのチャリティ販売』、プロアマ参加者からの募金などにより約96万円が集まり、これをスナッグゴルフのセットとして高知県ゴルフ協会を通して、地域の小学校に寄贈している。

その寄贈式が3月2日(水)、赤岡小学校の体育館で行われた。主催者を代表して、テレビ高知の髙石社長のご挨拶のあと、昨年のカシオワールドオープンの優勝者、松村道央から赤岡小学校・澤田大成君、吉川小学校・高見侑磨君にそれぞれスナッグゴルフのセットが贈られた。そのお礼を吉川小学校の志磨村みなみさんが代表して述べて式は終了。

そのあとに冒頭のスナッグゴルフの講習会が校庭で行われた。高知県ゴルフ協会の廣川事務局長、塩見プロのほか、松村も“先生”を務めた。

生徒は赤岡小学校と吉川小学校の5・6年生だ。最初はなかなかボールに当たらない子やうまく当たらない子も、球を打っていくうちにだんだん慣れていく。中にはいきなりナイスショットを連発する子もいる。

“松村先生”に教わった子は、「前に1度やったことがあるけれども、プロにボールをよく見て打てと言われて、やってみると前よりすごく飛んでうれしかった」と笑顔を見せていた。

1時間ちょっとの授業はあっという間に終わり、松村は「この中から将来、自分に挑戦してくれる子が出てくれたらいい。あのときに教えてもらったんです、と言われたらうれしい」と感想を述べた。

今年は「より高いところに目標を置く」と昨年よりさらに上を目指す。そのために4日(金)からは師匠と仰ぐ谷口徹と一緒に宮崎で10日間の合宿に入る。松村は子どもたちの笑顔を胸に刻んで、赤岡小学校を後にした。
  • 挨拶するテレビ高知・髙石社長様
  • 子どもたちにレッスンする松村

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