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ゴルフ新年会で桑原克典が登場!

壇上で挨拶する桑原克典
ゴルフ関連16団体を中心に、トーナメント関係者やマスコミが一堂に会し、16日(金)に都内のANAインターコンチネンタルホテルで「2009年ゴルフ新年会」が行われた。

今年のゴルフ界を盛り上げるべく、決意を新たにしたのは、ジャパンゴルフツアー選手会の理事を務める桑原克典だ。
「理事会で話し合って、指針や方向性が出てるけど、話し合いだけでは駄目で実際に動かないとね。行動で再確認する感じかな。」

今年の選手会の取組みの中でも、特に「日本を明るくすること」「ジュニアを育成すること」に力を注ぐ。桑原は壇上に上がり、こう意気込みを述べた。
「僕たち選手一同は、ゴルフのプレーを通じて日本を明るくしたい。プロスポーツの美しさとか楽しさとかで、日本を感動させる事ができるんじゃないかと考えています。」

最近の日本は明るい話題が少ない。
「ニュースを見ても、ちょっと寂しく元気がなくなってしまっている部分もある」。
そんな時に、ゴルフで人々が胸を熱くする事ができれば。プロスポーツの美しさを伝える事ができればと強く思う。

様々な分野の文化や文化人が、人々に与える影響は多大なものがある。
「文化に触れる感覚で、プロスポーツのゴルフを親しんで貰えたら。」
桑原が一番心の底から願うのは「ゴルフが文化になればいい」ということだ。

自身も今年は楽しみな1年になる。
昨年は『マンシングウェアオープンKSBカップ』の2位タイに入る等、優勝争いに幾度と加わり、3年ぶり12回目の賞金シードでの出場資格を獲得した。
今年は1年間を安定して戦う事ができる。
その為にも、このオフは徹底して下半身強化に取り組んでいる。「おしりの筋肉を強化すると、スイングに良い影響があるんですよ」と笑顔で話す裏には、充実した日々が過ごせている証拠だ。

2月には若い仲間を集め、宮崎でキャンプを張って開幕に備える。昨年の賞金ランキング59位から少しでも順位を上げ、ツアー最終戦の『ゴルフ日本シリーズJTカップ』に出場することが目標となる。
桑原のシーズンは既に始まっている。

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