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『第12回GMAプロ・アマチャリティーゴルフ』を開催
朝から冷たい小雨が降り続くあいにくのお天気となったが、この日集まった顔ぶれは超豪華!
プロゴルファーは、今大会の特別協賛社のGMAと用品、用具契約をしている尾崎将司、尾崎健夫、立山光広、井上信、川原希をはじめ、今年のシーズン最後まで賞金王争いを繰り広げた池田勇太、石川遼のほか、尾崎直道、丸山茂樹など、男女合わせて60名が出場。
アマチュアは、野球界からアメリカ大リーグのボストンレッドソックスに所属する松坂大輔投手、解説者の古田敦也さん、野球殿堂入りを果たした東尾修さんが、また芸能界からは、石田純一さん、西城秀樹さん、近藤真彦さんなど、錚々たる面々が集まった。
『GMAプロ・アマチャリティーゴルフ』は、2000年1月に第1回大会が開催され、今回で12回目となる。
この大会は、“ジュニア育成”を目的としたチャリティーゴルフ大会となっており、昨年までに3,000万円以上のチャリティーが集まり、様々な形でジュニアの育成に寄与してきた。
そんなジュニア育成を目的としたこの大会に、今年からJGTOが後援になったことにより、今年のチャリティーは、全国各地へのスナッグゴルフの普及と、来年の6月に開催予定のスナッグゴルフ全国大会の協賛金としてチャリティーされることが決定した。
ラウンド終了後におこなわれた記者会見には、尾崎将司、池田勇太、石川遼の3選手に加え、松坂大輔投手が登場。
それぞれ、2011年の抱負を色紙に書くように促されると、各々、次のような一言を書き記した。
松坂大輔投手 “健康”
石川遼 “前進 まず一勝”
池田勇太 “賞金王にこだわる”
尾崎将司 “挑戦”
松坂投手 「今年はとても苦しくて、耐えた1年だった。来年は開幕からエンジン全開でいけるように、しっかりトレーニングを積みたいと思う。」
石川 「一昨年からプロになって、毎年勝ち続けることの難しさを年々感じている。なので、まず1つ勝つことが目標。あと、ゴルフ自体が、日々、少しずつでも前進していけるようにとの思いから、この言葉を選んで書きました。」
池田 「昨年、今年と、賞金王まであと一歩のところまでいきながら、とても悔しい思いをした。来年は、何としても賞金王。これにこだわって戦っていきたい。」
尾崎 「来年は“挑戦”。これは、別に遼や勇太に挑戦しようなんてこれっぽっちも思っていない。オレはキム・キョンテに挑戦するんだ。(笑)」
最後は尾崎が報道陣の笑いを誘い、和やかな雰囲気で会見を終了した。
その後、表彰式を兼ねたパーティが盛大におこなわれた。
まずはじめにチャリティーオークションを開催。プロ、芸能人の方々が持ち寄った品物がその場でオークションにかけられ、次々と高値で落札されていった。
そのあと、歌手の西城秀樹さんのミニコンサートが開催され、会場は大盛り上がり。
最後に、この日のPar3のホールでおこなわれた1オンチャレンジで、惜しくもグリーンを外した方から募ったチャリティーと、パーティの中でおこなわれたチャリティーオークションでの落札金額等を合わせた金額、合計3,753,000円の目録が、大会主催者のジュニアゴルファー育成基金の菅谷邦正氏からJGTO競技運営部の小山部長に手渡された。
今大会の実行委員長で、大会の特別協賛社GMAの代表取締役社長の岡崎公聡氏は、「今日、ここに集まっていただいた方は、みんな、このジュニアゴルファーの育成に賛同してくれた人たち。皆さんの想いを無にすることなく、是非有効に使っていただきたい。」とコメント。
来年以降もこの大会が続くことを約束して、2010年のGMAプロ・アマチャリティーゴルフは大盛況のうちに終了した。