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静ヒルズトミーカップ 2010

すし石垣が優勝「レギュラーでやれる自信がついた」

優勝の瞬間、万歳をするすし石垣
「静ヒルズトミーカップ」最終日、ツアートーナメントへの復帰を目指す、すし石垣が小林正則とのプレーオフを制し、1999年の「西野カップオープン」以来、自身2度目のチャレンジトーナメント優勝を果たし、中嶋常幸から優勝トロフィを受け取った。
この優勝により、7月2週に開催される『The Championship by LEXUS』の出場権を獲得した。

来年のツアートーナメントへの復帰を常々語っている、すし。今週の勝利で270万円の賞金が加算され、来年の復帰をグッと引き寄せた。
優勝のインタビューでも、「中嶋さんが設計した、これだけ難しいコースで優勝する事が出来て、レギュラーでもやれる自信がつきました。元々、レギュラーにいたので、早くレギュラーに戻りたいです。チャレンジ出場3試合とも全部優勝する気でやってきたので、今週優勝することが出来て、本当にうれしいです。」と喜びを語ってくれた。

この日は、父・正夫さん(63)が観戦しており、初めて父の目の前での優勝。「関東とかは毎試合、見に来てくれているので、どこかで優勝を見せないと、というのがあったのでうれしいですね。」と父の日を前に最高のプレゼントになった。

インタビュー中に、1人の女の子がお祝いを言いに来た。この日「静ヒルズトミーカップ」の最終日のイベントとして行われた「キッズエスコート」で、ティグラウンドに、すしと一緒に入場した笠間市立友部第二小学校の4年生塩田楓花ちゃんだ。
「一緒に入場してくれたから優勝できたんだね。ありがとう。」と勝利の女神、楓花ちゃんにお礼を言うのも忘れない。

「ステップアップする一番はレギュラーツアー、その後は海外にもいきたいと思います。ひじの手術をして回復した時に、春先は試合が出れなくて歯がゆかったですけど、今はゴルフをするにも何の問題もないので。そろそろ、ギャラリーの皆さんにもすしダンスも見せたいですね。」

すし石垣が「すしダンス」と共に、ツアートーナメントに帰ってくるのもそう遠くない。



  • 中嶋常幸からトロフィを受け取るすし石垣
  • すし石垣と一緒に笑顔で入場する塩田楓花ちゃん(左)
  • ホールアウト後、すし石垣へお祝いをしにやってきた楓花ちゃん(中央)

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