東京学館浦安高校、日本大学時代は大きなタイトルこそなかったが、長身を生かした飛距離は際立っていた。ツアーデビューした1999年は出場６試合でシード獲得にあと一歩に迫り、翌00年にはチャレンジで２勝を挙げて賞金王に。02年には初シードを獲得した。しかしシードを２年で失い、その後はショットイップスに苦しんだ。09年ごろから復調し始め、10年にはチャレンジ賞金ランク３位に。11年はそのチャンスを生かし『とおとうみ浜松オープン』で石川遼をプレーオフの末に下して初優勝を飾った。12年の『パナソニックオープン』では初日110位と出遅れながら２日目以降猛反撃して逆転優勝。13年の『日本オープン』では４日間60台をマークして３勝目を飾った。以降は長く低迷していたが22年に復調気配を示す。２日目まで単独首位のABEMAツアー『ISPS　HANDAヒーローになれ！』は最終日が悪天候で中止に。久々の優勝を手にした。