トップ通過を果たしたのは46歳のベテラン、小林正則だ。
2013年の日本オープンなどツアー3勝を誇るが、ここ数年は出場資格に恵まれず、大会出場も2018年ぶりで「北海道での試合もそれ以来。非常に嬉しいですし、楽しみにしています」と、久しぶりのでっかいどーでウキウキだ。
この日は、「ティーショットが比較的安定していたので、ピンチらしいピンチは無かった」といい「パッティングも良かったですね。ここのグリーンはいつも上手くいかないイメージがあって正直、苦手なんですが今日は傾斜や芝目がよく読めた」と、「66」の6アンダーをマーク。
「調子は悪くないので、まずは予選通過をしてその次に上位、トップ10を目指してやりたいです」と、本戦にむけてまずは堅実に目標を定めていた。
なお、本予選会には地元出身の新人女子プロ、宮澤美咲さんも挑戦。
男子プロと同じセッティングを「75」で回ったが、3オーバーは73位で本戦進出とはならなかった。
会場のザ・ノースカントリーゴルフクラブはジュニア時代からよく回ってきたコースだそうだが、「ジュニアの時は今日のティーの2個前から回っていたので、打つ番手が上になってしまって大変でした」と、バックティーから四苦八苦。
グリーンの速さにも手こずり、バーディも後半のひとつだけ、と苦戦をしたが、間近に見た男子プロのプレーは「スピンのかけ方が凄いなと思って勉強になりました」などと今後の一助となる貴重な経験はできたようだ。
女子の試合では、8月25日ー28日にやはり地元北海道の小樽カントリー倶楽部で行われる「ニトリレディス」でレギュラーツアー初出場を迎えるという。
「まずは予選通過を目指して、できれば上位争いをしたいなと思っています」と、展望を語っていた。
<マンデートーナメント通過者>
1位 小林正則(66)
2位 村上拓海(66)※QTランキングによる繰り上げ出場者
3位 大堀裕次郎(67)
4位 増田将光(68)
5位 河野晃一郎(68)
6位 生源寺龍憲(68)
7位 長野泰雅(68)
8位 諸藤将次(68)
9位 夏堀裕大(68)
10位 富村真治(68)
11位 増田伸洋(68)
12位 小浦和也(68)
13位 武藤和貴(69)
14位 小西奨太(69)
ーーーーーーーーーーーーー(以上本戦進出)
73位 宮澤美咲(75)