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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2010
連覇がかかる、丸山大輔
アジア太平洋ゴルフ連盟、パナソニック株式会社、財団法人日本ゴルフ協会が主催する今大会はアマプロ問わず、アジア太平洋地域のトッププレーヤーが集結して行われる、まさにアジア太平洋NO.1決定戦だ。
連覇がかかるのは、丸山大輔。
京都の城陽カントリー倶楽部で行われた昨年大会は、最終日は強い風と、硬いグリーンにアンダーパーをマークした選手はわずかに4人。また、平均ストロークは74・968という難コンディション下で耐えしのぎ、「フェアウェイをとらえ、アイアンでバーディを狙っていくのが僕のスタイル」と、持ち味を存分に発揮して、アジアでは9年ぶり、日本では4年ぶりのツアー通算2勝目をあげた。
今年は開幕から好調で、6月までにトップ10入りが5回。しかし中盤以降はやや精彩を欠いているだけに、この思い出の大会で、そろそろ再浮上のきっかけが欲しいところだが、「連覇は特には意識していない。新たな気持ちで取り組みたい」と、気負いはない。
※「アジアパシフィック パナソニックオープン」は特別協力として、アジアンツアーとジャパンゴルフツアーも参加。獲得賞金は両ツアーに加算され、優勝者には、両ツアーのシード権が与えられます。
特にアジアンツアーは、欧州ツアーとの共催試合も数多く、それを足がかりに世界へと羽ばたいていった選手も少なくありません。
まさに世界への扉が開かれるトーナメント。それが「アジアパシフィック パナソニックオープン」なのです。