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日本アマチャンピオン、キム・ビーオ(韓国)がプロ転向、来年日本ツアー参戦へ <ファイナルクォリファイングトーナメント最終日>
この日は「イーブンで回れればいい」と考えていたが、1番ホールで残り60ヤードの第2打をサンドウェッジで直接カップインさせ、イーグル発進。続く2番ホールもバーディで波に乗った。結局4アンダー 68で回り、順位を上げた。
これまで昨年の日本オープンや今年はブリヂストンオープンに出場しており、日本のツアーのイメージは「ラフが長いなどタフなコース」で、「ゴルフのいい勉強が出来ている」という。この経験が今大会に「活かされている」。
18歳の高校生でもある彼は、来年大学に進学しながら、ツアーを戦う予定。「できれば1勝したい。日本のレベルは高いと判っているので、できれば全試合予選通過したい」と来年への抱負を語った。
また、彼の目標とする選手は「タイガー・ウッズ。韓国選手ではK・J・チョイ。練習に対する姿勢がすごい」と先輩にあこがれる。同じ理由で「日本選手では片山晋呉。研究熱心で、普通の人とは違う」と目標にしている。
今年の賞金シードを獲得した韓国選手は、S・K・ホ、ドンファン、金庚泰の3人だが、あらたにもう一人強敵が加わる予感がする。