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ジャンボ尾崎が復活宣言…!?
ジャンボ尾崎が、今年契約4年目に突入した新興クラブメーカーの展示ブースに駆けつけ、トークショーで盛り上げた。
いままさに、トレーニングからちょっと抜けてきた、という風に、トレーニングウェアの上下で大観衆の前に現れたジャンボは自らにカツを入れるがごとく、開口一番。
「頑張れ(G)、将司(M)、焦らずに(A)!」と、メーカー名を文字って高笑い。すると、すかさず、かたわらのジェットが感嘆の声を上げる。
「その年で、まだ焦ってないの!? この人はほんとうに凄いよね!」。
今だ衰えぬゴルフへの探求心は、今年から同メーカーと新たにクラブ契約を結んだ実弟さえ肝を抜く貪欲さだ。
さらに、2009年度の座右の銘も披露した。
今年バージョンのキャディバッグにも縫い付けた「百試千改(ひゃくしせんかい)」は、これまで波瀾万丈の自身のゴルフ人生にもリンクする言葉だそうで、「百回試して千回改める…。追求して追求してやっと自分のものにできるってこと。人生と同じなんだな」と、力強く頷いた。
すでに一度、内視鏡手術を施した腰痛に、再びメスを入れたのは昨年末。
それも徐々に回復の兆しを見せて、以前は200メートルごとに休憩を入れずにおれなかった長距離走も、このオフは「30分間程度走り続けられるようになってきた」と、無邪気に喜ぶ。
「研究、実験の答えを出して、初めて努力は報われる」というジャンボは今年62歳を迎えてなお、枯れない闘争心をたぎらせながら、大観衆の前で約束した。
「ここにいる人たちは、去年まったく俺がテレビに出てこないから、寂しい思いをした人ばかりに違いない」と、にやりと笑い、「テレビにも耐えられるきれいな顔は、遼と俺だけ。楽しみにしてて……!!」。