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アイフルカップ 1999

「な〜んだかわかんないけど」桑原克典

桑原は、最終18番のミドルホール。8番アイアンでピン手前6メートルにつけて、バーディで1日を締めくくるなど、この日、ノーボギーの66。通算10アンダーで最終日を首位で迎える。

「な〜んだかわかんないけど、上にきちゃったね。自分では、それほど調子いいつもりないんだけど、スルスルっと。
 パットも、ズバンって正面から入るような感じじゃなくて、最後のひところがリがなんとか入るっていうようなパターン。
 ただ、グリーンはずしたのが2回だけだったし、ラフに入ってないからね。ラフを渡り歩くと、ここはつらいけど、すピンチらしいピンチはなかったから、うまくしのげたんだね。スルっとまわれちゃった感じ。
 (2日目、15本の超過クラブで4打罰をうけたが)きのうのがなかったら、逆に悪くなったかもしれない。
 ルール違反をしてしまったことで、逆に発奮できたんだと思います。
 グリーン回りが非常に難しいので、セカンドを狙っていくと、パー取るのがやっとという感じになってしまうコース。
 ヤバイときは、ラフの手前で止めて、100ヤード弱のアプローチをうまく寄せてっていうゴルフをしていたら、もうすこしうまく回れるかなっていうのがある。それがロングホールであまりバーディが取れていない理由かな。
 ドライバーが飛んでいるだけに、前に行きたい気持ちが強すぎるのかもしれません。
 明日は、慎重さと、大胆さを織り交ぜてラウンドしたい」

写真:ジュニアレッスン会で、素振りチェックを申し出たチビッコを熱心に指導する桑原

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