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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2011

丸山大輔は「地味に頑張ります」

この日2日目はティショットでフェアウェイを捕らえられず、強い風とタフなピン位置も相まって、厳しい1日となった。「昨日はすんなり回って来られたけど、今日はラフからパーを取るのも精一杯。長かった」と、息を吐いたが難条件でこそ輝ける。それがこの選手の持ち味だ。

この日も、しぶとく拾った。「奇跡」のパーセーブもあった。12番。木を避けて打った2打目が奧のラフ。寄せきれず、10メートルも残ったが、これを沈めた。

前の11番からの連続ボギーも免れて、「これが今日のアンダーパーにつながった」。耐えて70とスコアをまとめた。

プレーに派手さはないことは、本人も認めるところだ。「バーディを取ろうと思って取れるタイプではない」。しかしその分、我慢比べの大会で、「気持ちを切らさないでプレーが出来る」。以前、先輩プロにつけられたあだ名も「ジミー」。
コースは日に日に、難度が上がっていくことが予想される中で、「耐えて、自然とバーディが取れたらそれでいいかな。地味にがんばる」。
2009年大会以来、2度目のタイトルもやっぱり地味に狙っていく。

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