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〜全英への道〜ミズノオープン 2012

アジア予選の資格で聖地に挑むのはプラヤド・マークセンと市原弘大

今季はすでに、開幕前に出場権を持っていた。
3月に、タイで行われたアジア地区予選。2004年から世界5大陸で始まった通称「インターナショナルファイナルクォリファイング(IFQ)」を突破して全英オープンに挑むのは、タイ出身のマークセンと、シード2年目の市原弘大(いちはらこうだい)。

マークセンは2008年と2009年、さらに2011年と、昨年に続く5度目の挑戦となるが、過去4度とも予選落ちをしている。46歳のベテランは「いま、課題のパッティングをなんとか立て直して、今年こそ決勝ラウンド進出が目標です」と、意気込む。

市原もまた、せっかく早々に自身初のメジャー切符を得てはいたものの「今年はそのあと、春先から調子が悪い」と訴えており、なんとか上昇気流に乗ろうと懸命だ。

千葉県の北谷津ゴルフガーデンで、小学生のころから教えを受ける“篠プロ”こと、篠崎紀夫に「どこも悪いところはない。お前は普通にやれば大丈夫だ」と太鼓判は押されたものの、「いまひとつ流れに乗れない」と、不安そうに「でも何かのきっかけがあれば、と思うので、全英までには何とか」。・・・まだ本番までには3週間ある!

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