２日間トータル７オーバー。
しかし池田はとても明るい表情でインタビューエリアに姿を現した。

「今日のゴルフは、最終ホールのボギー以外、ほぼ１００点をあげられるでしょ。」
今日は３バーディ、４ボギーで１オーバーのゴルフ。
天候は全英オープンならではの、“雲りのち雨のち晴れ”。スタートホールから最終ホールまで、海からの重く、時に冷たい風が吹き付けていた。
「今日みたいな条件で１オーバーでまわることが出来たことで、自分のゴルフがある程度通用することがわかった。舞台慣れしていないってこともあると思うし。何せ今回、メジャー大会、全英オープンを経験出来たことがすごく大きかった。」

初のメジャー大会出場の雰囲気を聞かれると、「やっぱり気持ちの高ぶりはあった。でも、けっして浮足立つことなく、最後まで諦めることなくゴルフが出来た。日本のファンの皆さんに良いところを見せたかったし、大きな自信を得ることができた。」

「全英オープンには必ず戻ってくる。全英に限らず、メジャー大会にたくさん出場して、どんどん経験を積んでいきたい。」

池田がターンベリーで得た自信は大きい。
来週からの日本のトーナメントで、必ずこの経験が生かされるに違いない。

• 池田 勇太