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韓国VS日本の対抗戦「MILLION YARD CUP(ミリオンヤードカップ)」開催のお知らせ

今年の新メンバー10人!!
その由来は、日本と韓国の各地を結んだ距離の平均が約960㌔であり、これをゴルフにちなんでヤードに換算すると、約100万ヤードになることから新たに命名されたのが、7月1日(金)に開幕する「MILLION YARD CUP(ミリオンヤードカップ)」だ。

我らが日本代表が、今年も100万ヤードの距離を渡って、連覇を狙う。3回目を迎える日韓対抗戦。今年もキャプテン・アオキこと、青木功率いる10人のサムライが、釜山のJEONGSAN CCを舞台に、韓国に挑戦状を突きつける。

その精鋭は僅差の勝利を挙げた昨年大会を経験している藤田寛之と石川遼、池田勇太に片山晋呉に加えて近藤共弘は、初回の2004年で代表経験がある。

そこに昨年の賞金ランキング5位の松村道央と、今季の日本プロまでの賞金ランキングの上位から選ばれた河井博大と高山忠洋の“新顔”3人が加わって、牙城を固める。

さらに、キャプテン推薦にはこの2人だ。小田孔明と薗田峻輔。
青木は、小田の心意気に感銘を受けての指名だった。
5月のとおとうみ浜松オープンの会場で小田は言ったのだ。
「青木さん、まだ推薦2人は決まっていないんですよね?」。
「そうだよ」と青木が答えると、嬉々として小田は叫んだ。
「よっしゃ〜、やるぞ!」。
そしてその通りに、翌週のダイヤモンドカップでツアー通算5勝目を挙げた。
「孔明の意気込みが伝わってきたし、出たいという本人の意思表示も聞いた。胸が打たれた」という青木は、すぐさま小田に白羽の矢を立てた。

また薗田は、昨年も代表メンバーとしてチームに貢献しているし、「これからのゴルフ界を担っていく1人。経験させたい。俺が責任を持って、なんとかしたい」との青木の親心がうずいたゆえの采配だった。

この青木の熱い思いに感激した2人は、他の8人とともに口を揃える。
「ぜひキャプテンに、連覇を捧げたい」。
近藤共弘は「ぜひ、勝って青木さんと熱い抱擁を交わしたい」とも。

また代表選手らには、被災地のためにとの気持ちも強い。
池田はジャパンゴルフツアーの今年のスローガンを引き合いに出して、熱い思いを語った。「“今、日本のために”という言葉にもあるように、韓国でもどこでも、今はとにかく日本のために戦って、勝利することが大事だと思う。そのためにもぜひ一丸となって、優勝を持ち帰る」。
キャプテンも合わせて11人のサムライが、心をひとつにして栄冠を目指す!!

  • 昨年はこの10人で栄冠を勝ち取った
  • 再び栄光の優勝カップを持ち帰れるか?!

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