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長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント 2012

来週はWで祝杯?! 2位の趙珉珪 (チョミンギュ)

相性の良いコースで“韓国代表”が、好スタートだ。「今日は、チャンスのパットが9割入った」。と同時に、パーセーブも見事だった。9番で10メートルを拾った。がぜん、勢い付いた。
折り返して10番で、7メートルのバーディも決まった。
ボギーなしの66に、「やっぱり、このコースは好き」との思いを新たにした。

2位タイに入ったのは、2010年大会だ。
小山内護と薗田峻輔とのプレーオフは4ホールにも及び、最後まで小山内を苦しめたのが趙(チョ)だった。

「あのときの良いイメージがまだ頭にある」と、この日は16番パー3で左のラフから17メートルのチップインバーディもあり、2年前のリベンジに向けて、絶好の位置につけた。

先週は、日韓対抗戦「ミリオンヤードカップ」で自身初の代表をつとめて、母国の連覇に貢献した。
「普段のトーナメントとは違うプレッシャーの中でやれたことはとても勉強になった」と、仲間と勝利を勝ち取った喜びと興奮のままに、やってきた。

チームの祝杯は次週、改めて皆で韓国であげようと約束している。
「でも僕は弱くて。ビール1杯ですぐに全身、真っ赤になってしまうので」。
今週、もしも昨年の関西オープンに続く、日本ツアーでの2勝目を達成したならとうてい、1杯きりでは済みそうにない。

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