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丸山大輔 『“らしい”ゴルフができました』(12月18日)
本人が言う通り、今日は3バーディ、1ボギーの2アンダー。
4日間トータル9アンダーは、今大会に出場した11名の日本人選手の中で最高位の6位タイでフィニッシュ。
「前半は良いゴルフが出来ていたんだけど、後半はピンチの連続。でも、しぶとくパットを決められて、“らしい”ゴルフが出来ました。」
今年は充実した1年だった。
「1年間、終わったーって感じ。今年は優勝は出来なかったけど、出場できる人数が限られている日本シリーズにも出れたし、アジアンツアーの義務試合数にもキッチリ出ることが出来たし、本当に良いシーズンでしたよ。」
丸山は、日本のツアーはもちろん好きだが、アジアンツアーは“楽しんで”ゴルフが出来るのだという。
「こっちに来ると、何だかゴルフを楽しんでプレー出来るんですよね。日本はもちろん良いんだけど、やっぱりプレッシャーを強く感じてしまったりして・・・。アジアのコースは、単純に“面白い”んです。ハザードがしっかり効いているので、コースのことをしっかり頭に入れてプレーしないとスコアを出すことができない。」
つまり、コースマネジメントのし甲斐があるコースでプレーすることが、丸山にとっては楽しく、そして面白いのだ。
来年も、日本とアジアを股にかけてのシーズンにするつもりだ。
「来年は、日本で1勝、アジアで1勝出来たら最高ですね。そのためにも、年が明けたら、まずフィジカル中心のトレーニングをしっかりやります。」
丸山の表情は充実感に満ち溢れていた。