2012年チャレンジトーナメントも残すところ2試合となり、賞金王、そして来季のシード権争いもいよいよ本格的となった。
大会前日にプロアマ大会にて最終調整を行ったのは、現在賞金ランキング7位の塚田陽亮だ。

先週行われた『PGA・JGTOチャレンジカップⅡ in房総』では、比較的好きなコースに臨んだが予選落ち。
そして迎えた第12戦『elite grips・JGTOチャレンジⅣ』。

昨日25日（火）は、同じ1985年世代の同級生・岩井亮磨の誕生日。
一緒に誕生日を祝うつもりが、自己嫌悪に落ち込む塚田に岩井は”どんな順位でも、どんな状況でも、やることは一緒”と活を入れた。
「亮磨の誕生日を祝うはずが、説教になった」と朗らかに笑ったが、気合いは十分。

名古屋商科大に進み、2008年にプロ転向。5年目となる今季はファイナルＱＴランク80位とふるわなかったが、ツアートーナメント『ダイヤモンドカップ』と『セガサミーカップ』でマンデートーナメントを勝ち抜き、自力で出場権を手に入れた。また昨年はアジアンツアーに挑戦し腕を磨き、あらゆる可能性を模索してきた。

「あまり気負わずに、いつもと変わらずに。でもそれが一番難しい。」と葛藤を抱えながらも、
「試合に出れること自体が幸せなこと。今の状況を楽しみながら、結果がついてくれれば嬉しい」と語った。

ますます目が離せない男たちの熱き戦い。
是非、COCOPA RESORT CLUB 白山ヴィレッジゴルフコースで筋書きのないドラマをご覧ください。

• 塚田 陽亮
• 岩井 亮磨