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マイナビABCチャンピオンシップ 2008

祝福の声

ウィニングボールも躊躇なく投げ込む! キャッチしたのは大阪市在住の東郷幹男さん。妻の伸子さんが大ファンだそうで、幸運に大喜びだった。
表彰式に続いて関係者パーティ、インタビュー。そして300人を越えるファンへのサイン会を終えるころ、石川の携帯電話にはSMAPの木村拓哉さんからお祝いのメールも届いていたという。テレビの対談がきっかけでやりとりが続いていた。憧れの人からの祝福に喜ぶ表情は、すっかり無邪気な高校生のそれに戻っていた。

そのほか、たびたび石川を指導してきたジャンボ尾崎も祝福のコメントを寄せた。
「前から言ってるように勝つ力は持っている。みんながあいつの能力を知らないだけだよ」と、改めて認めた上で、単独2位に入った先月の日本オープンを例にあげ、「かなりのリスクを背負いながら自分のスタイルを通して2位。彼はうまいゴルファーを目指しているんじゃなく、すごいゴルファーを目指している。考え方が(ほかの選手と)違う」と、賞賛。

そして「そういう選手が日本に少ない。高校生に魅せるゴルフのパフォーマンスができて、ほかの選手ができないんじゃしょうがないな」と、他の先輩プロへの苦言を呈した。

社団法人 日本ゴルフツアー機構・会長の小泉 直も、「色々なプレッシャーを跳ねのけて、見事に優勝したのは素晴らしい事です。石川選手は普段から努力を積み重ねてきて、そのひたむきさが優勝に繋がったのでしょう。前向きなモチベーションを発揮する事ができたのではないかと思います」との、お祝いの言葉を寄せた。


  • サインを求める人の列は延々と続き・・・それでも最後まで笑顔で応じた。

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