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VanaH杯KBCオーガスタゴルフトーナメント 2012

貞方章男は1打差に泣く

「ヒョンソンは隙がなかった」と、貞方(左)。「これを機に頑張っていく」と前を向いた。
単独2位に、2年ぶりのシード権復活にもめどがついたが「出来ることなら・・・」。勝ちたかった。本当にもう、あと一歩だった。13番のバーディで追いついた。しかし15番のボギーで再び金のリードを許した。
17番では絶好のチャンスを取り逃がした。

貞方は、最後のホールに賭けた。1打差で迎えた18番。最後のチャンスホールは568ヤードのパー5。「バンカーを越えさえすればバーディも取れる。攻めるしかなかった」。

275ヤードの第2打は、左のラフから果敢にスプーンを振り抜いた。
しかし右の林にボールは消えた。初優勝のチャンスも消えた。
「確かに、これでもう少し頑張ればシードですけど、目の前には優勝がありましたから。やっぱり悔しい」。
1打差で、涙をのんだ。

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