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2011年の桑原克典のプレーに注目
1999年の日本オープン(小樽CC)で尾崎直道が10オーバーで優勝したとき、「一番苦労した人間が勝つ」と言っていたことに対して、当時30歳だった桑原は「そうじゃないんじゃないか」と思っていた。しかし、歳を経るごとにその「意味がわかってきた」
「一打に対して神経を使って集中して、誰よりも優勝を目指して、それに準備していくか」
が大事ということに気付いた。それだけに来年のツアーに向けても「これまでのゴルフに向かう準備も考え直し、オフも準備をどれだけ真剣にできるか」が問われる。
ツアー優先順位も「リランキングもあるし、前半までのランキング。のんびりしていられない。できるだけ早く稼げるように準備したい」と気持ちを新たにしていた。
来年の「新生」桑原克典のプレーに注目したい。