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カシオワールドオープン 2010
スーパーアマ、第二の故郷に帰る
2年ぶりの出場となるこのカシオワールドオープンの地元・高知県は、明徳義塾高時代の3年間を過ごした思い出の土地でもある。
23日・火曜日の練習後には母校に“凱旋”して友人らと再会を果たして「今週は、毎日でもここに帰ってきたい」というほど愛着も強く、自分に戻れる場所でもある。
一躍、時の人となったスーパーアマは、しかしその後、「スコアを出そうと気持ちばかりが先走ってしまった」と、先の広州アジア大会では14位に終わるなど、「もどかしかった」と、悔しがる。
今年も賞金レースの渦中にいる同年代の石川遼の活躍に「凄いと思う。早く追いつきたいけど、焦っても仕方ない」と刺激にしつつも、マイペースに徹する。
初日、池田勇太との同組ラウンドには「嬉しいです。これまでにもけっこう回っていますから」と、尊敬する大学の先輩にも引っ張られながら、第二の故郷でこそスーパーアマの本領を発揮する。