昨年９月、青木功キャプテン率いる日本チームが、韓国チームの猛追を交わして勝利した韓日プロゴルフ対抗戦。今年は大会名称を変更して開催されることが発表された。
５月２日夕方、韓国にて『韓日プロゴルフ対抗戦に関する記者会見』が、大会主催者の日本ゴルフツアー機構と韓国プロゴルフツアーの代表、並びに関係者が出席して開催された。

３回目の大会開催となる今年から、大会の名称が『MILLION YARD CUP』（ミリオンヤードカップ）となる。
『MILLION YARD CUP』というネーミングは、日本と韓国の各地を結んだ距離の平均が約９６０キロあり、これをゴルフで使うヤードに直すと約１００万ヤードになることから名付けられた。

また、日本チーム、韓国チームの出場選手の一部も合わせて発表された。
日本チームは、昨年の賞金ランキング上位４名（外国籍選手除く）の資格で、藤田寛之、石川遼、池田勇太、松村道央の４選手の出場が確定。
対する韓国チームは、２００９年の全米プロゴルフ選手権でタイガー・ウッズとの激闘を制して優勝したＹ・Ｅ・ヤン、さらには昨年のジャパンゴルフツアーの賞金王、金庚泰（キム・キョンテ）が出場することを発表した。
昨年、韓国チームは平均年齢２４．３歳という若いチーム構成で苦汁を舐めているだけに、昨年以上に気合いが入っていることは言うまでもない。

なお、日本チームのキャプテンは、昨年の大会に引き続き、ＪＧＴＯの特別顧問でもある青木功氏が務める。

＜青木功キャプテンのコメント＞
昨年は我が日本チームが何とか勝利を収めましたが、最後の最後までヒヤヒヤでした。今年は、韓国チームも昨年以上に気合いを入れて挑んでくると思いますが、日本チームも全力でタイトルを死守したいと思っています。日本は、震災の影響で大変な状況にありますが、我々だけではなく、日本の皆さんの力をお借りし、まさに「今、日本のために」という気持ちで、トロフィーを持ち帰りたいと思っています。

大会の概要は下記の通り。

大会名称　：　MILLION YARD CUP　（ミリオンヤードカップ）

主催　：　社団法人日本ゴルフツアー機構（JGTO）／韓国プロフェッショナルゴルフツアー（KPGT）

日　程　：　２０１１年７月１日（金）〜３日（日）

開催コース　：　韓国・釜山（プサン）　JEONGSAN COUNTRY CULB（釜山市内から車で約１時間）

出場資格 ＜日本チーム＞
●２０１０年ジャパンゴルフツアー賞金ランキング上位４名（外国籍選手除く）【藤田寛之（２位）　石川遼（３位）　池田勇太（４位）　松村道央（５位）】
●２０１１年ジャパンゴルフツアー　東建ホームメイトカップから日本プロゴルフ選手権までの賞金ランキング上位４名（外国籍選手及び有資格者除く）
●キャプテン推薦２名（６月上旬に決定予定）
＜韓国チーム＞
●５月１６日時点のオフィシャルワールドゴルフランキングから４名
●２０１０年韓国ゴルフツアーポイントランキングから４名
●キャプテン推薦２名（韓国チームのキャプテンは未定）

競技方法　：　１日目　フォアサム・ストロークプレー
　　　　　　　　　２日目　フォアボール・ストロークプレー
　　　　　　　　　３日目シングルス・ストロークプレー
＊勝ち１ポイント、引き分け０．５ポイント、負け０ポイントで合計２０ポイント。引き分けの場合は、プレーオフにて優勝チームを決定する。

テレビ放送（予定）　：　日本テレビ放送網（ＮＴＶ）　／　ジュピターゴルフネットワーク

前年大会の結果　：　日本チーム１０．５ポイント、韓国チーム９．５ポイントで日本チームの勝利

＊なお、ＫＰＧＴからの提案もあり、今大会の収益や賞金は、東日本大震災の義援金として送られる予定です。その他の詳細については、後日、あらためて発表いたします。

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• 青木 功
• 藤田 寛之
• 石川 遼