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コカ・コーラ東海クラシック 2012
貞方章男は「壊れる寸前までやってみる」
欠場者が出て滑り込みの出場ということもあって、なおさら初日の好発進には充実感が漂う。
後半は14番からの3連続バーディで、リーダーボードにも名を乗せた。3アンダーの69にも「上出来ですね」。
9月初めのフジサンケイクラシックでは腰を痛めて無念の棄権。
完治はまだだが、「そうもいってはおられず。腰が壊れない限りは出よう、と。壊れる寸前まではやってみよう」と、今週はそんな悲壮な覚悟も、好スタートにつなげた。
結局、再び棄権するしかなかった2週前のANAオープンは、米留学時代から親交のある今田竜二が久しぶりに米ツアーから帰国していて、練習ラウンドを共にした。
「竜二さんも、アメリカであと4試合で厳しい状況にいて。頑張ってください、としか声がかけられなかった」と、気遣いながらも「僕は腰が痛くてなんとか回りきるのに必死で」。
互いにいたわり励まし合って、ひとまず別れた先輩に、日本からなんとか良い報告がしたい。