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フジサンケイクラシック 2006
W・リャンがベストスコア賞の富士桜賞を獲得
「そのせいか、昨日は緊張してしまって…」。
ゴルフの調子自体は絶好調だったのに、スコアは4オーバーの75。
しかし、最終組の5つ前の組で回ったこの日最終日は一転、別人のゴルフだ。
後半の12番から、自身初という5連続バーディで首位を独走する片山に3打差まで迫った。
17番こそ6メートルのバーディパットを外し「片山さんに、プレッシャーをかけきれなかった」と悔やんだが、この日の64はコースレコードタイ記録。
開催コース富士桜カントリー倶楽部提供のベストスコア賞『富士桜賞』の賞金30万円を手に入れて、「僕は、ギャラリーがあまりいないところで回ったほうが、良いタイプなのかな」と、首をかしげて笑わせた。
いま、日本ツアーで戦う唯一の中国人プレーヤーがリャン。
以前、やはり中国出身の張連偉(ちょうれんい)という選手がいた。
欧州ツアーで優勝し、マスターズトーナメントにも出場した実力者だったが、日本での優勝はついになかった。
このところ上り調子なリャンなだけに、日本初の中国人チャンピオンの誕生が待たれる。