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アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ パナソニックオープン 2011

丸山大輔は「3Dテレビが欲しいな」

2009年大会は、最終日にバーディがひとつも取れないまま、ツアー通算2勝目を飾ったのが丸山だ。85年以降の記録なら、史上2人目の珍事と騒がれ、本人も気まずそうに苦笑するしかなかったが、今大会はそれくらい、毎年シビアなコースセッティングがひとつの大きな特色でもある。

昨年も3位タイ。今年も、相も変わらず難条件にもまたこうして好スタートを切って、本人も自覚しないでいられない。
難度の高い舞台は「集中力が高くなるのがいいみたい」。
落としどころが狭いからこそ、ターゲットを絞り込んで、攻めていける。

逆にゆったりと広いコースのほうが、「曲がったりする」というから、選手もいろいろ。まして終わり良ければすべてよしだ。この日はインスタートの9番で、4メートルにつけてバーディトライ。
大きく曲がるスライスラインがど真ん中からカップに沈んで、「最高ですね」。1日の満足度も倍に跳ね上がった。

勝てば大会2度目のタイトルで、今回も楽しみにしているのが主催者提供の、パナソニック製品一式という。いま、買おうか迷っているリストの一番上に来るのが3Dテレビ。
「欲しいですよね。いただけたら最高ですよね」と、それもひとつのモチベーションだ。

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