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つるやオープン 2014

感動再び・・・! ジャンボ尾崎

山の原を驚きと感動の渦に巻き込んでから、早1年。張本人も、しみじみと「あれからもう1年かあ。早いねぇ・・・」。
誰もが度肝を抜いた62。エージシュートどころか、年齢を4つも下回るスコアでぶっちりぎの単独首位に立ったのは、大会初日。

サスペンデットとなった2日目も暫定の首位を守って11年ぶりに、自らの最年長記録を更新する通算114勝目を見据えるV争いを展開した。

今年もあの再現と、いよいよ開幕前日の水曜日は練習場で精力的に打ち込んだジャンボ。ドライバーをとっかえひっかえ。でも「まだ決まらない」。練習グリーンでは、いまアメリカで流行というカウンターバランスのパットを試すなど、相変わらず好奇心旺盛に取り組んでいる。

ジャパンゴルフツアーは先週、開幕を迎えたばかり。例年そうだが、「今の時期はひとまず1試合やって、それに対して自分がどういう状態にあるか。修正するところはどこか。そういうのを探る時期」。
昨年は、その真っ只中の快挙だったが「今年もこのオフ、やることはやってきたんだけれど。やりすぎてまとまりがつかないよ」と、苦笑した。

今年プロ45周年。開幕直前には、その記念大会も参加。記念の年に、周囲の期待を背負って、67歳が2年連続の金字塔に挑む。
「自分でも、早めにいい感じを掴みたい。そうじゃないとやってておもしろくないもんな」。

目標はあくまでも、レギュラーツアーでの優勝争い。「今年も期待して、とは言わないが」。あえて後の言葉は濁しながらも、目をぎらつかせた。

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