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松山英樹は「ほんとに悔しい4日間」(全英オープン最終日)

米ツアー初制覇のあと、最初のメジャーは優勝だけをにらんで乗り込んできたホイレークも、昨年6位につけたミュアフィールドを考えれば、優勝争いにさえ絡めなかった今年はなおさらほろ苦いあと味になった。

「ほんとに悔しい4日間でした」。

特に前日3日目に散らばったショット。「昨日までに比べて少し、フィーリングも良くなって、これからの試合にも光が見えてきた」と、最終日はチャンスにつける場面も格段に増えて、8番からの3連続バーディなど見せ場も作った分だけ、グリーン上での戸惑いがもったいない。

「パットに関してはちんぷんかんぷんでした」と苦笑いを浮かべたように、5番では絶好のイーグルチャンスを外したり、10番はアイアンで楽々ピン下につけたイーグルトライも決まらず16番は、外からパターでイーグル狙いも、奥から複雑な起伏に結局“3パット”の平凡なパーに終わるなど、いくつかパターで取りこぼした分が、心残りだ。

せめて最後の18番は、アプローチでうまく寄せてバーディ締めもそのころは、予選ラウンドを同組で回ったロリー・マキロイが、ようやく最終組でスタートしていったばかりで、2日目にして独走態勢を築いたそのゴルフを目の当たりにしただけに、「上手くこの大会に合わせてきた感じ。凄いなあと思います」。

羨望の眼差しを隠さず、「優勝するにはすべての面で、レベルアップが必要と痛感した。見習いたい」と、これからWGCのブリヂストン招待と、そしていよいよ今季メジャー最終戦「全米プロ」に向けて、素直に頷いていた。

※ガルシアとファウラーをかわして完全優勝を飾ったマキロイは全英オープン初制覇。メジャーは3勝目。これがメジャー復帰戦として注目を集めたタイガー・ウッズは通算6オーバーの69位に終わった。
  • 完全優勝のマキロイ。松山も早く追いつけ・・・!!

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