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日本ゴルフツアー選手権 宍戸ヒルズカップ 2004
前日3日目のスナッグゴルフ対抗戦に参加した子供たちが最終日のスタートティで、 選手たちをエスコート!!
日本ゴルフツアー選手権、宍戸ヒルズの1番ティグラウンド。スタートする選手たち の入場をエスコートしてくれたのは前日3日目、第2回スナッグゴルフ対抗戦で、好 ゲームを披露したチビっ子たちだった。
すぐ横のパッティンググリーンから、ティグラウンドまでの約20秒間という道のり を、大ギャラリーの拍手を受けながら、選手たちの手を引いて歩く。
緊張で、桜色に上気する頬。高鳴る心臓。
胸の鼓動は、ロープの外まで聞こえてきそうだ。
中でも、ジャンボ尾崎のエスコート役をつとめた茨城県・友部町立友部第二小学校4 年の宮本耀平君は、スナッグゴルフ対抗戦でベストスコアの29をマークした逸材だ。
試合のときは堂々としたプレーっぷりだったのに、この日最終日の朝、スタッフから 今回の“大役”を伝えられた宮本君は、すっかり舞い上がってしまった。
「ジャンボさんは、とにかくスゴイ人!!・・・という印象。そんな人と手をつないだ ときは、とてもドキドキしてしまいました・・・」。
それでも、コチコチに緊張しながらティグラウンドまでたどり着いたとき、勇気を振 り絞って精一杯の気持ちを伝えた。
「ジャンボさん、今日も頑張ってください!」。
そんな宮本君の肩を抱いて、「おう!」と、力強く応えてくれたことに感動した。
いつの日か「ジャンボさんのようなプロゴルファーになる」のが宮本君の目標だ。
「今日のことは、ずっと忘れない」。
今週4日間の宍戸の天気のような、まばゆいばかりの思い出を胸に、子供たちはまた 明日から、夢にむかって邁進してくれることだろう。
写真上=ジャンボ尾崎をエスコートしてくれた宮本君(右)は・・・、
写真下=チームメイトと1番ティに並んで記念撮影!!
※前日3日目にスナッグゴルフ対抗戦に参加した子供たちはこの日最終日、選手のエ スコート役のほか、会場でギャラリー整理やごみ拾いなどボランティアとして、大会 に協力してくれました。