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ダンロップフェニックストーナメント 2018

ジャンボ尾崎が今季のラストゲーム

今年は出場7試合にとどまった。今週、開幕前に明言していた「今季のラストゲーム」は、通算17オーバーの最下位で終戦した
「相も変わらず、稀勢の里状態だよ」と、苦笑交じりに嘆息した。
「体調が整わない。そういうものが、ティショットの飛距離に影響してくるから。全くクラブが振れない。だから作戦が立てられない。根本から体力アップをはかってこないと、ホンモノの姿にはほど遠い」。

今季は棄権が3。予選通過はもう5年もご無沙汰だ。
「気力はあったとしても、目の前の結果が気力を萎えさせる」と、嘆き節。

71歳。「今はまだアンダーパー。イーブンパーで終わりだよ。年齢的に、オーバーパーにはならないように」と、冗談めかして来季の続投を示唆したジャンボ。

そのためにもこのオフは、「相当やらんといかんだろう。来年でもう最後。それくらいの覚悟でやらなければいかんだろう」と悲壮な決意も今週の宮崎では、ツアー通算94勝ならではの存在感でアピールした。

大会史上22年ぶり、2人目の3連覇がかかるケプカ。
「タイガーにもチャンスがあったが、出来なかった。そんなに簡単なことじゃない。それをやったのが、一人いただろ?」。
かくいう張本人が、ニヤリと「大したもんだね」。
ここ宮崎で、96年に伝説を築いたレジェンドの偉大なる自画自賛。

今週、開幕前には来る2020年を引き合いにして、「俺の人生は、東京オリンピックに始まり、東京オリンピックで終わる」と、言った。
1964年の高校野球で優勝投手となり、その年の東京五輪で聖火ランナーをつとめた。
「またやらせてもらおうかな。・・・オファー? ないよ!歩けもしないんだから」と破顔一笑で、その場をパッと明るくした。
1970年にプロ転向を果たして、来季はプロ50周年。
「自分には、ゴルフしかない。ゴルフを追求していくことしか出来ない。クラブを置くのは簡単。何かの目的に向かって歩いていくことをしたい」。
来季は、どんな歩みを見せてくれるか。

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