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Thailand Open 2013
開催コースはタナシティゴルフ&スポーツクラブ
いつも、日本でやっているようにいかないのは、ゴルフだけではない。
大会のレギュレーションや、決まり事などすべてここでのルールにのっとってやるしかない。
ハプニングは、さっそくプロアマ日の火曜日から、日常茶飯事のように起きる。
出場予定のアマチュアが、当日になって軒並み“ドタキャン”。
日本では、とても考えられないことだが、こちらではよくあることと言う。
5組も組が減ってしまい、と同時に5人の選手が早朝から準備をしていたにもかかわらず、手持ちぶさたになった。
高山忠洋もそのひとりで、お詫びというわけではないけれど、出場予定だった選手はプロアマのラウンドの合間を縫って、コースを回ってもいいことになったのはありがたい。
思いがけず、下見に集中出来る環境を与えてもらったかっこうに「良い練習になります!」と高山。
スワンナプーム国際空港からは、目と鼻の先。バンコク市内からは、南東に向かって車で約30分。開催コースのタナシティゴルフ&スポーツクラブは、グレッグ・ノーマンの設計だ。
フラットな自然の地形を生かして、川や池が効果的に配置され、バンカーなどのハザードが効いている。
距離は6930ヤードと長くなく、ワンオンも可能な2番のパー4(302ヤード)や、2オンも可能な3番のパー5(500ヤード)など、コースの誘惑についハマってしまいそうなホールがいくつもあるが、無茶をするとたちまちリスクが上がる。
14番のパー4にまたがるアーチ型の橋など、美しい風景とはうらはらに、あちらこちらに危険が潜む。
プロアマ戦にでない選手たちも、この日12日の火曜日は練習場で思い思いの調整に励み、本番に備える。
60人のジャパンゴルフツアーメンバーたちが“アウェイ”で本領発揮といきますか。