記事

高山忠洋と市原弘大は2人とも6番ホールで・・・ <全英オープン初日>

ジャパンゴルフツアーのツアーメンバーのトップバッターとしてスタートしていった高山。
朝6時41分のスタートは、手がかじかむような、冷気が漂う中でのスタートとなった。

5番ホールまでは丁寧にパーを重ねていったが、6番ホールではまった。
ティーショットが、このコースに無数に点在するポットバンカーにつかまった。
「無理して出そうとしてしまって・・・。」
このホールをボギーとし、流れが悪くなっていく。
7番、8番もボギーで3連続。インに入ってからも14番、15番で連続ボギー。17番ではダブルボギーを叩いた。
「楽しくラウンドしなきゃいけなかったのに・・・。自分に怒りが込み上げてくる。本当に不甲斐ないです。」
慢性的な痛みがある左手首も、ラウンド中ずっと熱を持っていた。
「うまくコックが出来ないというか・・・。」
そこまで言いかけて、「とにかく、ちょっと今は気持ちの整理がついていないですね。」
そう言い残して足早にクラブハウスに引き上げた。

高山の次の組でスタートした市原も、6番ホールをダブルボギーとして流れを悪くした。
「6番ホールがキツかったですね。ティーショットを左の深いラフに入れて、そこから今度は右の深いラフに入れて。そこからさらにバンカーに入って、1回で出すことが出来なくて・・・。」
ボギーを重ねていく中で、“早く戻したい”という気持ちが先走った。
「今日は、自分で難しくプレーしてしまいました。明日はもうやるしかないです。攻めて、攻めて、出来る限りのことをやろうと思います。」
すぐに気持ちを切り替えて、ドライビングレンジに直行した。

関連記事