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Indonesia PGA Championship 2014

片岡大育が、時松隆光が・・・! 20代も虎視眈々

今季も、日本とアジアンツアーの両立を目指す片岡が、上々の滑り出しだ。序盤は「左、左に行っていた」というティショット。「試行錯誤をしながら調整していたら、7番ホールくらいから、落ち着いた」。パッティングも「微妙なのが入ってくれた」と、尻上がりにかみ合った。
「始まる前は不安だらけでしたが、今日はある程度の形にはなってきた」と、手応えをつかんだ1日。
ワンアジアツアーとの共同主管の今大会は、掛け持ち参戦3年目のアジアンツアーと同様に、「ゴルフ以外の部分で環境の違いも色々あって。大変な部分もある」。とはいいながらも、さっそく現地に難なく馴染むしたたかさ。
うだる暑さも前週のうちに、タイ・バンコクに入って慣らしてあった。オフは充実のトレーニングで、「体も一回り大きくなった」と、ますます逞しさも増した春。

25の片岡にとっても、喉から手が出るほど欲しい初優勝。「細かなミスが昨年は多かったので、ミスをせずに攻めるところは攻めていきたい」と目標達成にむけて、このまま突き進む。

さらに、首位と3打差の8位タイには時松隆光(ときまつりゅうこう)。本名は「源蔵」の20歳が、上々のスタートだ。「ティショットはほとんどフェアウェイを外さなかった」と、灼熱のジャカルタで、さっそく持ち味の安定感が光った。昨年のファイナルQTはランク11位から、初シードを睨む時松がさらなる上昇を睨んだ。

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